国際情勢と経済戦略

世界一流の専門家たちの分析は・・英文情報で国際情勢・軍事と世界・日本経済の解説記事を紹介します。
大投稿サイトなどで投稿を続けています。WELCOME TO THE WORLD OF SUPER REALITY !

オバマの得票マシーンとなっている共和党のライス外交

ブログネタ
外交問題 に参加中!
250-Condi-rice-620x428

ジョン・ボルトン(保守強硬派)の話によれば、ブッシュから大幅に外交と軍事問題を一任されたライスは、米国務省官僚に取り込まれてしまったという。

独裁者でも口説き落とせると信じる、救いがたい理想主義者

念ずれば世界の危機は去ると信じている、「夢見るリベラリスト」
        (ニューズウィーク日本版 7月30日号)

アメリカ保守派のコラムニストやブロガーは、オバマをこのように揶揄しているようだが、軍師不在となってしまったブッシュ政権は、ライスに外交を一任する事で、皮肉にもライバル民主党の候補オバマの支持率上昇を、根底から支援する形になっている。

共和党マケイン候補の出番は、世界の不安定化によりアメリカが損害を被る事がイメージされる状況により成り立つ。

しかし、同じ共和党の落ちぶれ政権で外交を一任されてやっているライスは、北朝鮮に続いてイランでも融和政策を始めた。

イランの核開発問題 米の妥協外交、「悪の枢軸」に足元見られる(7月22日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080722-00000970-san-int

仮にアメリカ国務省(リベラル)のエリートが、ライスが作る国際情勢の融和イメージを、マケイン落としの有効な手段として計画的に使っている場合、無知な大衆扇動者オバマは、かなりの高い確率で次期アメリカ大統領に就任する事になると思う。

オバマ勝利の直後、イスラエルのイラン攻撃は開始される

ブログネタ
外交問題 に参加中!
250-john-bolton_681488c

ジョン・ボルトン(テレグラフ)


(阿修羅.戦争BBS.7月13日投稿から)
 http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/414.html


英デイリー・テレグラフ紙(6月24日付)が、イスラエルのイラン攻撃が、アメリカ大統領選挙が行われる11月4日から来年1月20日の新大統領就任までの間に行われるであろうとの予測を、ジョン・ボルトン(保守強硬派)からのインタビューとして掲載した。ボルトンの予測記事は、「フォーリン・アフェアーズ」でも短く取り上げられている。

Israel 'will attack Iran' before new US president sworn in, John Bolton predicts
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/israel/2182070/Israel-%27will-attack-Iran%27-before-new-US-president-sworn-in%2C-John-Bolton-predicts.html

http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/webex/0807_israel_the_west_and_nuclear_iran.htm

ボルトンでなくとも、イスラエル当局が、イラン攻撃をアメリカ大統領選挙後の日程を睨んで計画していることは推測されるが、著名なネオコンであるウィリアム・クリストルの予測を、ボルトンは取り上げている。

W.クリストルは、大統領選挙でのオバマの勝利は、ブッシュにイラン攻撃を促す事になるだろうと述べ、反対に、もしブッシュが次期大統領になるのはマケインだと考えているとすれば、マケインにイランの核開発問題を任せるのが適切だと考えていると述べている。

William Kristol, a prominent neo-conservative, told Fox News on Sunday that an Obama victory could prompt Mr Bush to launch attacks against Iran. "If the president thought John McCain was going to be the next president, he would think it more appropriate to let the next president make that decision than do it on his way out," he said.

ボルトンの予測記事は、現時点で勝算の高いオバマが勝つことを想定し、W.クリストルの予測に時間的日程を組み込んだものだ。イスラエルによるイラン攻撃は、大統領選挙が行われる11月4日から来年1月20日の新大統領就任までの間と彼は述べるが、イスラエルがブッシュ政権の起動力を使うためには、オバマ当選直後でも遅いくらいだ。

ボルトンは、オバマの大統領選挙での勝利は、彼がとる外交政策によって、イスラエルの軍事行動は阻害を受けるとイスラエル人は警戒していると述べている。
更にマケインのイラン政策は、ブッシュ政権のそれよりかなり現実的であることを述べ、マケインのイラン政策をボルトンは支持している。

また、イスラエルがイラン攻撃を急ぐ理由に、ロシアの防空ミサイル・システムの供給により、イランが核施設などへの防衛力を増強しているぺースが速まっている事を挙げている。

2005年11月にイランとロシアで締結した協定に基づき供給が始まった、ロシアの防空ミサイル・システムのイランへの供給は、この先ますます、イスラエルの軍事力を限定的なものにする。そこで同盟国アメリカの参戦が不可欠なのだが、ロシアとアメリカの防空ミサイル・システムの戦いは、実戦レベルでのテストは行われたことはない。

但し、ワシントンの日高義樹氏の2,3年前の著作に寄れば、アメリカの通信兵器は、米中戦争が仮に行われた場合、極初期段階で中国軍の通信ミサイル・システムなどを完全にシステム・ダウンさせるという。

ライス米国務長官はイランに対し、「われわれは同盟国を防衛する義務を負っており、それを遂行する意志がある」、「われわれは米国や同盟国の権益を守る」と警告している。(7月10日 時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000100-jij-int

応援クリックお願いします。

国際政治・外交ランキングへ
過去ログ倉庫


応援クリックお願いします!
記事検索
旧メルマガ 2014.4〜15.5
Amazon 経済金融
  • ライブドアブログ