(阿修羅「国家破産」BBS.8月1日投稿から)


石油市場においては、サウジのアラコム、ロシアのガスプロム、中国のCNPCなどの「新セブンシスターズ」国有企業7社の台頭で、現在、かつての米欧4大石油メジャーは、世界の石油・ガス生産量の約10%と埋蔵量の3%しか所有していない。
「新セブンシスターズ」は、世界の石油・ガス生産量のほぼ3分の1、それに石油・ガス埋蔵量の3分の1以上を占めている。(ファイナンシャル・タイムズ紙 '07年3月11日)

しかしBP、ロイヤル・ダッチ・シェル、シェブロンなどの石油メジャーは、BEF時代(バイオ・石油・食糧)を睨み、穀物メジャーと連携し、出資するなどの動きを見せ始めた。(『SAPIO』 '08年6月25日号)

世界の穀物メジャーは、現在2大寡占となっているそうだが、一方のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)に大きな差をつける世界最大の穀物メジャー、「カーギル」については、今後日本でも、ネットなどのパワーで考究すべきだ。

「カーギル」の世界における食糧の需要・供給両面での強大な支配力は絶大だ。
既に1960年代以降、食生活を肉食化された日本を一例として、世界人口の40%を占める中国とインドの肉食化、更に新興国の肉食化を計る「カーギル」は、現在の食糧価格の高騰こそ事業目的としている。

以下の引用抜粋記事は、カーギルに関するほんの一端だが、概略を述べている。

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世界の穀物市場を支配する
穀物メジャー『カーギル』の謎

        7月24日 R25.jp

http://r25.jp/magazine/ranking_review/10005000/1112008072404.html


現在の原油高と並んで世界的な問題となっているのが穀物高だ。だが、その一方で莫大な収益を得ている業界がある。世界の穀物市場に影響力を持つ専門商社・穀物メジャーだ。なかでもダントツの規模で知られるのが、アメリカの『カーギル』。アメリカでは口に入るもののほとんどに同社が関わっており、日本の食にもその影響は大きい。カーギルとは、一体どんな会社なのか?一橋総合研究所食糧部会部会長、茅野信行氏に取材してみた。

「世界最大の穀物生産国がアメリカ。そのアメリカの農家から穀物を買い付け、穀物を必要としている世界中の国々に届けているのが穀物メジャーの雄・カーギルです。穀物商社は規模が大きいほど流通の合理化ができる業種。カーギルは1865年創業という古い会社ですから、長い年月にわたって、合理化を徹底的に推し進めた結果、今日では、世界の穀物シェアの4割を握るほどの巨大な企業です」

カーギルは66カ国に15万人以上の従業員を持ち、年間売上高は9兆円にも上る。アメリカでは政治的影響力も強く、カーギル出身者が歴代政権の高官を務めていた。また、カーギルは自前で人工衛星を打ち上げ、穀物生産地の情報収集をしていることでも知られている。にもかかわらず、いまだ株式非公開の家族経営を行っており、実態はあまり公開されていない。そのためか、最近の穀物価格高騰はカーギルの思惑も絡んでいるのではないかといった噂もあるが…。

<以下省略>