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フランスの哲学者ジャン・ポール・サルトル(1905−1980)は、その著書『 実存主義はヒューマニズムである 』のなかで、次のように述べている。

「しかし、それは静寂主義(受動的・傍観主義)に身を任せねばなるぬという意味だろうか。そうではない。それは、夢をもたないで、自分にできることをする、という意味である。たとえば、「集産化(社会主義の一形態)は、そのままの形で到来するだろうか」と考えてみる。しかし、私には全くわからない。私の知っているのは、集産化をもたらすために私に可能なすべてのことを私はやる、ということだけで、それ以外、私は何ものも期待することもできないのである。静寂主義とは、「私がやりたいことを他人がやりうる」と唱える人達の態度である。私がいま諸君に紹介している主義は静寂主義のまさに反対である。『行動のなか以外に現実はない』と明言するのであるから。」

『行動のなか以外に現実はない』

第二次世界大戦下で、アルベール・カミュなどとともに『連帯性の必要』を強く唱えたサルトルは、『アンガージュマン』(社会参加)を、劣悪苛酷な状況下で生きる、知識人をはじめとする多くの人々に強く呼びかけた!



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