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中国の陸上の「新シルクロード構想」と海上シルクロード
http://thediplomat.com/2014/05/chinas-new-silk-road-vision-revealed/


【◆◆以下の記事は、有料メルマガ11月13日号の一部です】


   【3】 中央アジアでの中国とロシアの覇権競争

中国の主張する、「大国同士が勢力範囲を設け、地域や問題の性質・種類によって切り分けを行う」という考え方は、米国よりも、今やむしろ盟友と目されているロシアとの間で活用できる考え方です。

最近ではブログなどでもだいぶ、中ロの接近を取り上げる記事が出てきましたが、中ロの協力体制は言わば、「片目をあけて寝床を共にする政略結婚」(バジニア・マランティドウ氏, CSIS)です。

戦略国際問題研究所(CSIS)が9月30日に公開した記事では、急接近を見せている中国とロシアの間に、中央アジアでの石油や経済覇権などをめぐって競争関係が進行していることを報告しています。

The great game in Central Asia (9/29-2014 戦略国際問題研究所)
http://csis.org/publication/pacnet-73-great-game-central-asia

ウクライナがロシアの前庭なら中央アジアはロシアの裏庭です(同氏)。

共著者の一人、バジニア・マランティドウ氏は「表面の真下で進行する競争は協力関係の基盤を侵食するだろう」とまで言っています。

マランティドウ氏らによれば、「東アジアでの米国との大きな競争に直面しているので、中国は中央アジアへまだ活用されていないものを求めて、<西方へ>向かって関心を移している」と言います。

Facing greater competition from the US in East Asia, Beijing is shifting attention westward to take advantage of what it perceives as a vacuum in Central Asia.

そして、「習近平によって明言されている『新シルクロード経済ベルト』での西方への戦略は、中国の経済とその発展にとって中央アジアの重要性を強調するものである」と指摘しています(※ 冒頭地図参照)。

中国の「シルクロード構想」、周辺地域への影響力を強める狙い (11/11-2014 ロイター)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKCN0IV03Z20141111


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